第12回日本語セミナー
誰にでもできるBody Making
~劇団四季のメソッドをご紹介します!~
第12回日本語セミナーには、森田利夫さんをお招きしました。森田さんは27歳からクラシックダンスやジャズダンスを始め、その後劇団四季やディズニーランドで俳優・ダンサーとして7年間ご活躍されておりました。今回はそこで身につけたストレッチの仕方、クラシックバレエを元にした美しい姿勢、プロフェショナルな発声法を紹介していただきました。
【ストレッチ】
1.ストレッチをする際に意識してほしい4つのポイント
・呼吸を忘れない。常に息を流し続ける
・おヘソは常に引き上げて
・曲げるという意識ではなく、伸ばす(引っ張り合う)意識
・「あと2ミリ先へ」「背骨と背骨の間を広げる」感覚を持つ
2.「ロールアップ」「ロールダウン」
頭の重さを感じながらゆっくりと、上記の4つのポイント意識しながら身体の上から順に(頭→首→肩→助骨→骨盤)を床におろしていきます。身体の力を抜いて行う。
「ルルベアップ」 「ルルベダウン」
背伸びをしてつま先立ちになった状態。足指にぎゅっと力を入れるのではなく、足の甲を良く伸ばすイメージ。重い空気を下へと押すようにゆっくりと踵を下ろす。
【ちょこっとクラシックバレエ】
1.バレエダンサーの美しい姿勢の5つの秘密
・首を長く
・肋骨をしめる
・お尻の穴を締める
・肩甲骨を広く
・おヘソは常に引き上げる
2.腕のポジション
・アンオー(上)
・アンナバー/オープン(真ん中)
・アラスゴン(横)
・アンバー(下)
※腕は正面を向いた状態で見える範囲内であること!
3.足のポジション
第1ポジション:かかとを付けて、足の裏をぴったりつけてつま先を開く。
第2ポジション:第1ポジションから片足1つ〜1つ半分のスペースをおいて両足を横に開く。
第4ポジション:第5ポジションから足1つ~1つ半分の間隔で前に開く。重心を両足の真ん中に置く!
第5ポジション:両足のかかととつま先がぴったりかさなる様にして立つ。
4、タンジュ
片足を軸足にしもう片方の足を前・横・後ろに動かしていきます。これはバレエダンサーの基本動作で、おしりの筋肉を引き締める効果絶大!バー、壁、椅子の背もたれに触れながら、つま先を開いた状態でかかとから動き出し、常につま先は伸ばす。
前(ドゥヴァン) かかとから先に動かすように、脚の付け根(内側の筋肉)を意識しながら前に動かす。
横(アラスゴン) 指が向いているほうへ、真っ直ぐに押し出すだけ。
後ろ(デリエール) 逆につま先から動かすような感覚でやります。
【劇団四季の俳優が毎日やっていること。開口発声&母音法】
1.注意すべきポイント
・ベルトの位置に、そのベルトがはち切れんばかりに息をとる(腹式呼吸)
・しっかりブレスをとって、しっかり吐ききる
・胸を固めない。胸が固まる人は、足裏から息をとる意識
2.母音法 (長音、連子音、連母音)
・「おあおうおあいあう(おはようございます)」
・「あなた方が朝は博多から(あああああああああああああ)」
・「明日は雨だけど学校へ行ってみよう」
【ミュージカル俳優が歌を歌う時に意識しているところ】
- 「ワインの香りを嗅いでいる顔をキープして理論」
- 「Welcome理論」
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