ダイバーシティ・カウンセリング・ニュージーランド主催の日本語セミナーシリーズにおいて、最初の講演となる『震災被災地におけるこころのケア』を4月6日に開催しました。
参加者の中には、オークランドから駆けつけてくれたいらっしゃいました。このことについては、3年が過ぎてもしっかりと関心を持ってくれている人たちがいるのだということを知る良い機会になりました。
緊急派遣カウンセラーとしてどのような活動をしてきたのかを伝え、いまもなお現地では以前の生活の状態に戻っていないところが多々あるとことをお伝えしました。集団移転、防潮堤のことなどあまり伝わっていないことがあるのだと思った次第でした。
また、ニュージーランドでの集まりでしたが、津波の被害を受けた地域に行ったことがある方もいらっしゃいました。これは、東北大震災への関心の高さを物語っているとは思いますが、その影響があまりにも大きかったので、関係する人も多かったのではないかと見ることもできそうです。
講演の後でいろいろと質問をしてくれたことはたいへんうれしいことでした。また、貴重な感想もいただきました。
マイグラント・リソース・センター
ダイバーシティ・カウンセリング・ニュージーランドのカウンセラーチーム(日本人・スリランカ人・中国人)
ダイバーシティ・カウンセリング・ニュージーランド(DCNZ)では、今後もできるだけ質の高い日本語セミナーを提供していく予定です。次回のセミナーを現在企画しております。お楽しみに。
なお、DCNZは、日本人向けだけのセミナーだけでなく、中国語でもワークショップなどを提供する準備を進めています。
また、今回の講演に関しましては、英語でも提供することができますので、そのようなニーズがございましたら是非連絡してください。
(国重浩一:Kou Kunishige)